Multi Logic Interaction FX System MLI ポイント
- 4種類のロジックをポートフォリオ運用するFX自動売買システム
- 大崩れすることは少なく停滞期と成長期が繰り返し訪れる印象
- パフォーマンスをチェックしながら稼働を判断させるといい
Multi Logic Interaction FX System MLI 検証
「Multi Logic Interaction FX System」(MLI)は、4種類のロジックが
同時に稼働するFX自動売買システムです。
- 欧州時間エントリー型ブレイクアウトEA
- フルタイム型ブレイクアウトEA
- トレンド相場の調整を狙うリバースロジックEA
- アジア時間スキャルピングロジックEA
全てのロジックを同時に動かすこともできますし、個々のロジックだけを動かす
ように設定することもできます。
MLIは設計上は、それぞれのロジックの不得意な部分を別のロジックで補うよう
にポートフォリオが組まれているわけですが、ロジック設計時に想定されていた
「不安定な相場」が起こるときもあれば、起こらないときもありますので、想定
通りに右肩上がりに資産が増えていくとは限りません。
実際に、MLIが販売を開始したのは2012年1月ですが、その後、しばらくは
ドローダウンが続いて、その後は横ばいの状況となっていましたので、「使用に
耐えない粗悪なシステム」という評価を行うレビューサイトも少なくありません
でした。
しかし、2013年に入って再び好調を取り戻し、バックテストのような成績を
キープするようになったことから、この頃からMLIを始めた人にとっては優秀な
システムという評価となったわけですが、その前の「悪評価」が足を引っ張った
という印象です。
MLIさえ動かしていれば右肩上がりに資産が増え続けるといった妄想を抱くのは
自由ですが、MLIだけに限った話ではなく、自動売買システムを稼働・停止する
のはドローダウンが増えてきたという感覚的なものではなく、ルールを決めた上
で判断する必要があります。